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乳児がかかる油断ならない病気~その①◆ヘルパンギーナ(夏風邪)◆~

乳児がかかる油断ならない病気~その①◆ヘルパンギーナ(夏風邪)◆~

 

◆ヘルパンギーナ(夏風邪)◆

 
乳幼児間で流行する夏風邪の一種。
39℃前後の高熱が続きます。
喉の奥に、小さな水ぶくれができます。
その水ぶくれが飲食する時に痛むので、お子様の食欲が落ちてしまいます。
唾を飲み込むのにも痛いので、よだれを垂らしているお子様の見受けられる程。
1週間ほどで、喉の奥の水ぶくれは治まります。
脱水症状にならないよう、こまめに水分補給をするよう心がけましょう。

 

 


 

 




 

ヘルパンギーナの検査はあるの?

 

 

 

インフルエンザのような検査はありません。
また、病状を確定させるような検査はないようです。
病状を確定させるのは医師の所見で、喉の奥にちいさな水ぶくれができているかどうかだそうです。

 

 

子供も一度保育園で発熱した際に、ヘルパンギーナの疑いをかけられました。
その時、セカンドオピニオンで他の病院に連れて行きましたが・・・

 
初めて行く病院の待合室にキッズスペースがあり、よじ登ったりゴロゴロしていたりして・・・

 
『こんなに元気なヘルパンギーナの子はいないわよ、単なる風邪でしょう。
薬も・・・咳止めとか充分に出ているし何も問題ないわよ』

 
と、言われてしまいました。

 

 

ヘルパンギーナの特効薬はあるの?

 

 

特効薬やワクチンはないようです。
発熱や口腔内の痛みへの対処療法が基本です。
いかに脱水症状にならないよう飲食させるかがポイントのようです。
処方される薬は解熱鎮痛剤がメインのようです。

 

 

脱水症状がひどくなると

 

 

お子様の入院が必要となるパターンも。
お子様の入院は基本、医療費控除で賄われますが、入院時のベッド代、食事代は自己負担になります。
急な病気用に医療保険をかけておくと便利だと思います。

 

 

ちなみに脱水症状というのを判別するのは、
1日に5回以上尿が出ているかが判断基準です。
いつもと違う無色もしくは黄色の尿の色ではなかった場合は、病院に連れて行きましょう。

 

 

脱水症状をさせないために・・・

 

 

あきらっきょが体を冷やすのによく使うのは

 
・冷却シート(夏場によく販売しています)
・氷枕
・50g程度の保冷剤(よくケーキの保冷剤としてついてくるものです。)

※熱さまシートはあまり熱を下げないのでお薦めしません。

表面温度は下げてくれるようですが、体自体は冷えないそうです。

 

 

あきらっきょが風邪を引いた時によく食べさせるものは

 
・ジュース(とりあえず喜んで飲む)
・麦茶(常温を飲ませます)
・フルーツジュレ(常温・咽喉が痛い時に少しでも食べさせる)
・ヨーグルト(喉が痛い時に少しでも食べさせる)

 
ジュレやヨーグルトは水分も含んでいますし、体を冷やさせるにはもってこいの食材です。
ただし、一度に食べさせるよりは子供の食欲をみながら、何度も分割して食べさせるようにするほうがいいと思います。

 

 

熱が下がった後も1ヶ月ぐらいは手洗い連行

 

 

この病気、何が嫌って・・・
患者はウィルスを排泄物で出すんですね・・・それも一ヶ月近く。
オムツ交換後の手洗いはしっかり行ってください。
特におむつ替えを大人しくしてくれない、よく動き回るような時期の子には要注意です!