絵本

網に入ったさかなを担いで帰るかあさんが好き。【あーんあん】

網に入ったさかなを担いで帰るかあさんが好き。【あーんあん】

 

 

 

 


 

 

これはゆうれいのでてこないせなけいこさんの本です。
話しの内容としては怖いということはないのですが、
あれあれ?っと異次元空間にいつのまにか話が飛んでいます。

保育園に預けられた子供が泣くというところから、
物語は始まります。
子供達が泣く涙がたまって、池になり、
子供達が魚になって涙の池で泳ぐと言う異次元ストーリーになります。

 

 




 

実は子供よりも大人の方が読んでいてつらい。

 

正直なところ、保育園に預けているあきらっきょが、
保育園児の子供に読み聞かせをするという現実に、
心の中は申し訳なさでいっぱい・・・

 

 
いつも保育園で泣いているのかな?と、少し考えてしまいます。

 

 
最後に涙の池の中で泳いでいる魚の中から迷わず、
自分の子供を網で掬って帰る絵本のかあさんは【強いな】と思ってしまいます。

 

 
自分も強くならなくちゃダメだね・・・と、
最後には力をかあさんから分けていただいていますが、
やっぱり心の中では【ごめんね】と思ってしまいます。

 

 
あきらっきょだけかもしれませんがね。

勝手な親の妄想ですが、子供としてはあーんあんと泣く絵本の中の子供達には、
親近感が湧いているということはないかなぁ?

 

 
今は『なんで?』発言が多く、絵本の感想について話をすることは難しいですが、

 

 
この本について親子で話してみたいな・・・と思っています。

 

 

今回紹介した本

 

 

 
お得な4冊セットもあります。
すべて、大人の胸にもなにかがつきささる本です。