読み聞かせるにしても困る絵本【くだもの】
これは挿絵が水彩画タッチでとてもきれいな本です。
果物のみずみずしさを表現していて、
お腹が減っている時にはあまり読みたくないなぁ・・・なんて、
思ってしまいます。
(だって、食べたくなっちゃうんだもん)
挿絵が美しいのですが・・・
挿絵が美しいのですが・・・
どうやって読むのか困る本です。
単純に文字だけ読むと、30秒で終わってしまいます。
だって、
『リンゴ』『はいどうぞ』
しか、見開きで書いてないんですよ!。
左ページには八百屋で売っているようなリンゴの絵。
『リンゴ』
としか書いてありません。
右ページには
リンゴが皮がむかれ、カットされた食べやすい状態になった絵。
『はいどうぞ』
・・・・・
そう言われても・・・
保育園の先生方は、
『リンゴ』『はいどうぞ』の間に、
先生『さぁ、リンゴを洗って~』
(先生はリンゴを洗う真似をします。子供も先生の真似をします。)
先生『じゃ、むきむきするよ~』
(リンゴの皮をむく真似をします。子供も先生の真似をします。)
先生『手で食べるひと~』
先生『はい、どうぞ』
なるほどね・・・
読み聞かせというよりも、
その場で生活体験をさせるのか・・・
単純に本を借りても、
『リンゴは赤いね』
で、終わってしまいますが、
おままごとの前段階の練習をいれると、
より楽しい本になるようです。
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