絵本

いろいろなかたちを覚えたら読み聞かせようからすのパンやさん

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いろいろなかたちを覚えたら読み聞かせようからすのパンやさん

 

 

からすというと、あまり良い印象を持たない鳥の種類だと思います。
そのからすが主人公のお話です。

 




 

からすのパンやさんのあらすじ

 

 

パン屋を営むからすの夫婦に子供が4羽生まれたところから話が動き出します。
実は真っ黒いからすだから、子どももからすだろう・・・と、普通は思いますが、そこは絵本。

 

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生まれてきたのはなんと黒いからすではありません。
しろいからす、きいろいからす、あかいからす、ちゃいろいからす。
真っ黒いからすの夫婦は4羽のからすの子供に名前をそれぞれつけます。
真っ黒ではないからだの色にちなんだ名前をつけ、育てます。

 


 

そのうち、4羽のからすは成長し、パン屋の子からすなので、パンを食べて成長していきます。
そのパンが・・・ちょっと変わった形をしていると言う事で、他の真っ黒な子供からすの間で有名になる。
そういう内容です。

 

 

多分、保育園で一度読んだことがあるようです。

 

 

この本をこどもに読ませたのは初めてなのですが、読んでと言って持ってきた割に、どんどんページを飛ばしていくんですね。
好きなページだけ読むと言う状態。
きっと、保育園で一度先生に読んでもらったのでしょうね。

 

 

立ち止まったページでのやりとりをご紹介します。

 

 

大人もちょっと素通りできないぺーじでした。

 

 

 

生まれた4羽のからすがカラーだったところ。

 

 

大人の視点からしても、白と黄と赤と茶のからすってないだろ・・・と思ってはいましたが・・・
そこで子どもと絵本の文とで文字トラブルが発生。

 

『しろいからすはおもちちゃん
きいろいからすはれもんちゃん
あかいからすはりんごちゃん
茶色いからすはちょこちゃん』

 

 

『ちがう!あかいからすはいちごちゃん!』

 

 

『え・・・でも、りんごって・・・』

 

 

『あかはいちごなの!』

 

 

 

・・・早く文字を読めるようになってほしいと思います。
『いちご』と『りんご』・・・『ご』の字しか合っていない・・・

 

 

 

いろんなかたちのパンが出てくる!

 

 

からすの夫婦が作ったパンが見開きページいっぱいに出てきたのですが、それが大人の目からみてもたのしい。
さかなのかたちをしたパンや、文房具のかたちをしたパン、動物のかたちをしたパン・・・
これはつやっぽいパンの絵もおいしそう。

 

 

 

『これはグローブのぱん』

 

 

 

『これはりんごのぱん』

 

 

 

パンの絵を指差して、子どもと一緒にパンの名前の当てっこをするのも楽しいです。

 

 

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よくあるかたちを学ぶ絵本で描かれているのは円だったり、三角形だったりしますが、このような日常的な道具や動物の形についての本は図鑑以外で絵本では初めてだった気がします。

 
保育園3歳児クラスになると、いろんな物の形を覚えてきているんですね。
また、このからすのパンやさんを広げて、このかたちはとんかちというような会話をしていくのも楽しく時間を過ごす手段だと思います。