保育園2歳児クラス

インフルエンザ予防接種は義務ではない。あなたの家庭ではどうしますか?

そろそろ2016年のインフルエンザの予防接種が始まっているかと思いますが・・・
乳児、幼児のいるご家庭ではインフルエンザを受ける準備していますか?
ちなみに、2016年10月9日(第40週目)のインフルエンザ患者数(インフルエンザウィルス検出数)としては、
既に2件出ています。
早くも感染している人がいると考えると、
早く予防接種した方が良いのではないかと、ちょっと心が焦りますよね。

 

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では、いつ、予防接種をしたほうがよいのでしょうか?

 

過去5年間で一番早く流行の兆しを見せたのは2014年11月13日(第45週目)ごろから。

 

例年は1月17日(第3週)頃にピークを迎えるインフルエンザの流行。
2014年に関しては12月18日(第50週)にピークを迎えました。
そのあとも2回に渡り、流行が発生してます。

 

インフルエンザの予防接種はだいたい接種後2週間後から効果を発するとのこと。
その点を踏まえ、さらに過去事例から学ぶと、
10月中にインフルエンザ予防接種を受けるほうがよいかと個人的に考えます。

 

そんなに早くから予防接種しなくてはならないのか?

 

衣替えも行われる10月。
まだ気候としては過ごしやすい日が続きますよね。
体調も安定しているときだからこそ、
インフルエンザを接種しておいた方が良いと思います。

 

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11月になるとインフルエンザではなく、
喉風邪や、鼻風邪を引きやすくなります。
風邪を引いていない状態で受けなくてはならないので、
どうせ接種しなくてはならないのならば、
早めに受けておいた方がよいかと思います。

 

最近インフルエンザの予防接種に予約が必要という病院も少なくなってきましたが、
予約をしなくては予防接種は対応してくれないという病院でしたらば、
10月末までに予約をした方が良いかもしれませんね。

 

あきらっきょのインフルエンザ予防接種

 

日々、子から親へ、親から子へ・・・
風邪の菌がリレーしていますので、子供と一緒に接種しています。

 

あきらっきょの子どもが通う保育園はちょっと変わっていて、
他のヒトに話すと羨ましがられます。

 

【インフルエンザの集団接種を行ってくれる。】

 

保育園のかかりつけ医が出張対応してくれます。
親子で受けられるし、相場よりも若干安かったりします。

 

どうしてこのようなサービスを保育園で提供するかを考える。

 

20年前はどこの小学校でもインフルエンザの集団接種が行われていましたが、
現在は行われていません。
その理由に関して横道にそれてしまうので、今回はお伝えしません。

 

勝手な予想ですが、インフルエンザの接種率が下がっているのではないかな?と思います。

ひとつは貧困家庭。

ふたつめは両親フルタイムで働いている。

病院が営業している時間にインフルエンザを接種しにいけないということです。

みっつめはインフルエンザは受けてもどうせかかるから仕方ない。

保育園では多分、ふたつめの事由を消すためにサービスを行っているのだと思います。

親と一緒ならば子供も安心する。いつもいるところならば安心する。

 

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乳児や幼児だと、病院という空間は違和感があります。
良い印象はないのでしょうね。

 

でも、保育園で行われるならば親も連れて行きやすくなりますし、
イレギュラーなのは病院の先生と看護婦さんなので、
パーセンテージど考えると、【慣れた空間】と認識しやすいのだろうと思います。

 

何時間も待ち続けて飽きているところに、
『ちくっ』
とされて、喜ぶ子供はいないと思います。
大人でも・・・こんなに待たされた・・・と、
気分はブルーになりますよね。

 

集団接種、親の利点を考えよう。

 

病院の営業時間外でインフルエンザの予防接種をしていただけるので、
親としてはありがたいサービスです。
若干相場よりも安く接種ができるのも魅力の一つですが、でも、それだけじゃないです。
一番の理由は、
【保育園の先生方の前で予防接種できる】
あきらっきょの理由はこれです。

 

インフルエンザ予防接種をしているかしていないか疑わなくて済む。

 

子供が風邪を引いても、インフルエンザの疑いは半分になります。
だって、先生方の前で受けているのですから、予防する意思があり実行したとみせられます。
もし、インフルエンザだったとしても、
予防接種した型とは違う型のインフルエンザだったのかもしれないと伝えることができます。

 

病気が流行る時期になると、
単なる風邪でもリンゴ病かもしれない、溶連菌かもしれないとあらゆる感染症を、
先生方は考えてしまいます。

 

保育園中に蔓延させたら大変だからです。
単純に考えて、
保育園が休校してしまったら、
100人近くの父兄が休みを取らなくてはならなくなります。
それでは保育園の意味がないですよね。
先生方が感染症に敏感になる気持ちも納得できます。

 

だから、保育園のサービスに便乗して、
インフルエンザ予防接種を受けることにしています。

 

でも、保育園でのインフルエンザの予防接種、1回だけなんですけどね。
子よりももしかしたら【親】に受けさせたいのかもしれません(笑)

 

13歳未満は2回接種だけど・・・

 

同じ病院で2回接種ですよね。
実はあきらっきょの子供は1回しか毎年受けていません。
たいてい2回目の接種時期になると体調を崩していて、
鼻水垂らしているので受けられないのが現実です。
体調がよくなってくるのが3月上旬なので、
インフルエンザシーズンが終了してしまっています。

 

それでも、インフルエンザ予防接種を行うのは、
【インフルエンザにかかってしまっても軽くすんでほしい】
その親心です。

 

全員が保育園のサービスで予防接種しているわけではない。

 

保育園のインフルエンザ予防接種サービスを、
登園しているみんなが受けているわけではありません。
個々のかかりつけ医の元、接種している方はいます。
その方たちはだいたい年に2回、しっかり受けています。
素晴らしい・・・と、個人的には感心しています。

 

予防接種は義務ではない。幼児にも義務ではないけれど・・・

 

しかしその反面、実際予防接種受けていない方もいるんですよね。
あきらっきょの子供の通う保育園とは別のご家庭の方です。

習い事を子供に習わせている教育熱心なご家庭だったので、
インフルエンザも親子で受けているかとおもいきや・・・
6歳で子供が初めてインフルエンザにかかるまで、
一回も予防接種をしていなかったとか。

もちろん子供も親も・・・

 

保育園からも何も言われなかったんだ・・・と唖然としてしまいました。

個人的にはちょっと驚きでした。

 

乳児のインフルエンザについて、医者に聞いてみた時がある。

 

保育園に入園する前で子供が6ヶ月程度の時、
4種混合やら予防接種が始まったときにかかりつけ医に聞いたことがあります。
インフルエンザ受けたほうがいいですか?と。
答えは、

 

『小さい子は受けてもまだ免疫できないからね・・・効果がないんだよね』

 

と、言われてしまいました。
なので、あきらっきょは保育園入園後から子供にインフルエンザ予防接種を始めました。

これはひとつの結論です。

 

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かかりつけのお医者様に必ず確認の上、最後はご自身で判断してくださいね。

 

 

高齢者のインフルエンザの予防接種はしなくてもよい?

 

あきらっきょの見解としては【予防接種してください】です。
もし、同居しているご家庭でしたら必ずした方が良いかと思います。
最悪のケースを考えてみてください。
子供がインフルエンザで、自分もインフルエンザで、
助けてほしい親もインフルエンザだったら・・・
無理してでも動かなくてはならないのが自分になりますよね。
それを回避するためです。

 

高齢者を病院に連れて行くのは大変です。

 

あきらっきょの母のケースをここで述べさせていただきます。
年末に旅行を計画していました。
それも主人の祖母に子供(祖母から言うとひ孫)を見せに行くと言うプランでした。

 

旅行三日前に風邪引いて寝ている、葛根湯が効かないので、
他の市販薬を飲んでいると連絡が来ました。

 

症状としては、発熱。関節が痛い。

 

病院には行ったのかと聞くと、

 

『行っていない』

 

インフルエンザが流行っているから、インフルエンザかもしれないから、
病院に行ってくれない?と話すと。

 

『10年前にインフルエンザにかかっているからインフルエンザではない』
『インフルエンザではない、単純に疲れが出ただけだ』

『薬を飲んだし寝ていれば治る』

 

なかなか受け入れてもらえないんですね。

 

でも、何が何でもその日は病院に連れていなくてはいけなかったんです。
何故かというと、年末だから。
明日から年末年始で病院休みだったんです。

 

土曜日だったので、既に午後診療をしてくれる病院は1件しかない状態。
あきらっきょ一家で車で迎えに行き強引に載せ、病院に連れて行きました。
検査をして、5分も経たないうちに結果が出ました。

 

【インフルエンザ陽性】

 

その病院の掲示板に自治体の張り紙がしてありました。

 

【65歳以上の高齢者のインフルエンザ予防接種、12月25日までは無料】

 

色んな意味で、高齢者って嫌だな・・・
こんな高齢者になっちゃいけないな・・・
と、思ってしまいました。

 

インフルエンザ陽性とでた結果・・・

 

旅行はキャンセル、ひ孫見たさにお土産を用意してくれていた義祖母は、
正月に購入してくれたかまぼこを送ってくれました。

 

あちこちに迷惑かけたことが相当懲りたのでしょう。
翌年からは、無料ということもあり、
インフルエンザを受けてくれることになりました。

 

そして、昨年は・・・
風邪引いて寝ていると言っている知人に、
インフルエンザの症状を懇々と説明し、
早く病院に行くように促していました・・・

 

人間とは面白い生き物だな・・・と、
身内ながら感心します。

 

 

 

出典:東京都感染症情報センター