子育て方法体験記

震災からの教訓~緊急時園児引取訓練とは?~

都内では年に2回行われている緊急時園児引き取り訓練。

0才時や、1才時の時の緊急時園児引き取り訓練は親にとってはとてもブルーな気分になる保育園行事の一つです。
だって、風邪や発熱でしょっちゅう保育園から『お子様の迎えお願いします』と連絡がきて、職場にも迷惑がかかるうえ、自分の有給はどんどん減っていくからです。
 

2月3月のインフルエンザ流行時期には1割近くの子育て世代の親の有給はなくなります。
そして、休むたびに給与が減額になるというスパイラルが発生します。

 

そこで発生する行事のひとつとして3月前後にあるイベントが緊急時園児引き取り訓練。
とてもブルーになる訓練のひとつです。

 

 


 

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緊急時園児引取訓練とは

 

東日本大震災が発生してから、

 

このような訓練ができたのではないかな?
と、想像します。

 

あの日はあきらっきょも高層ビル勤務だったので、
ゆらんゆらん揺れたのが本当に気持ち悪かったです。
その上、窓付近からミシミシミシっと建物が軋む音。
聞きなれない音に、
音の発生先を思わずみていたのですが・・・
視界に入ったのは、自分のいるビルだけではなく、
他のビルもゆらゆら揺れている光景・・・
頭の中にわずかに残った冷静な気持ちを膨らませながら、
板こんにゃくみたいな隣のビルの揺れを見ていました。

 

帰宅困難者も多く出たこの日、
あきらっきょも徒歩圏内の同僚の家でお世話になり、
石巻が燃えている光景をテレビで見ながら、
主人が車で迎えに来てくれるのを待っていました。

 

結局迎えに来てもらえたのは地震発生後の8時間後の23時過ぎ、
帰宅したのは25時前後でした。

 

たまたまこの日、主人は会社を休んでおり、
友人と車で外出していた。
主人も勤務していたら、
多分同僚の家に宿泊させてもらっていたと思います。
ちなみに、同僚は夕飯にカレーを作って食べさせてくれました。
本当に今でも感謝しています。
再び実際に地震が起こったら、
やはり子供の迎えは10時間後か?

 

ちなみに、あきらっきょはカレーを食べさせていただきましたが、
どんな場所で被災するかはわかりません。

 

徒歩で帰宅する際にお腹がとても減った経験から、
カバンの中にあめ玉を必ずいれるようにしているという方にも出会いました。

 

 

大震災に襲われた経験から考えてみる

 

 

実際問題、
もし今、
前回のような大震災に遭遇したら、
帰宅するにも10時間というような時間がかかってしまうので、
地震発生直後に迎えに行くことなんて困難です。

 

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さすがにこのときは帰宅できるものは帰宅しましょうと、
社長から言葉が発せられるまで1時間も経過しましたし、
勤務時間ということでもあるので、
大きな地震が来た!⇒自由解散!!
そんな流れにはさすがにならないでしょう。

 

保育園で預かっておいてほしい、
引取が面倒、
当時はそのような言葉が広まったみたいですね。

 

訓練は必要という認識はありますが、

 

現実問題として地震発生直後、

 

すぐに親は退社できるのか?

 

退社できたとしても交通は問題ないのか?

 

やはり歩いて帰ることになった。

 

保育園にどうやって連絡するべきか?

 

気になる点はふつふつと出てきます。

 

 

視点を変えて考えてみよう。緊急時園児引き取り訓練は誰の為?

 

 

この訓練は親ではなく、
保育園側の為のレクリエーションではないかと想定する。

 

もし、大地震が起こったら・・・

 

おもちゃで遊んでいる子供に防災ずきんを被せ、
帰る用意をさせ、
でも、他の父兄がきているのに自分の親がこないと泣く子に、
どうやって慰めるか・・・

 

保育園の先生方が冷静に行動できるか、
そのための予防訓練のために、
緊急時園児引取訓練を行うと考えましょう。

 

それならば仕方ないか・・・
とも、思いますが・・・

 

でも、親としては大変です。
これはほぼ強制参加行事です。

 

大変という理由。一番は有給が減る⇒給料が減るにつながること。

 

 

他にも保育園の行事は、
父兄参観や、懇親会、運動会、遠足、保育園の先生になる研修等、
早退や休日を取らなくてはならないイベントが他にもあります。

 

その上、子供の発熱で休まなくてはならない等、
全部参加しなくては本当にいけないのでしょうか?
と、疑問を抱くこともしばしばあります。

 

保育園と勤務先が近い、
もしくは両親の片側が時間に自由の利く仕事をしている、
子供からみて祖父母が手伝ってくれる。

 

そういう状態ならば、
保育園で行われるイベント、
すべてに対応できるのではないかな?

 

あきらっきょはそう考えてしまいます。

 

緊急時園児引取訓練・・・あきらっきょはどう対応する?

 

実は・・・
あきらっきょの子供の保育園、
一昨年も昨年も行われていませんでした。
都内では半年の1度ぐらいの頻度で行われているようです。

 

早く迎えにいかなくてはいかない。
もちろん、あきらっきょは早退ですね。
参加拒否はしないつもりです。

 

なぜ、参加する気持ちになっているのか。

 

前述したように、
毎年行われていないということが一番の理由です。

 

だからといって、保育園側は何も訓練していないと言うことはありません。
毎月、地震想定の避難訓練を行っているのは知っています。
防災ずきんも迎えに行った時にたまに見かけたりします。
だから大きな問題は起こらないだろうと考えています。

 

あきらっきょの子供が通う保育園の良い点として、
父兄懇親会や運動会、遠足は土日に行ってくれています。
保育園側として働く人に対して大変考慮していただいていると、
日々感じています。
この保育園を選んで本当によかった・・・
そう思っています。

 

その気持ちもあるからこそ、
緊急時園児引取訓練を行うと先日連絡をいただいたときに、
(会社)休むか・・・
という、気持ちになりました。
(会社)休まなきゃいけないの?
という否定的な思考には至らなかったですね。

 

でも、インフルエンザが流行る時期になると、
あの時の早退が原因で給料マイナスになる・・・
と、ブルーな気持ちになるかもしれませんが(苦笑)

 

緊急時園児引取訓練をどこまで真剣に考えるか

 

これって、親にとってもどこまで本気で参加すればよいのか・・・
悩むところですよね。

 

緊急時ということで、
勤務先から歩いて子供を迎えにいけばよいのか・・・
それとも、
本当に緊急の時に迎えをお願いしているひと(例えば祖父母)に、
お願いするべきなのか・・・

 

思いっきり平日の訓練ですし、
園の方針も伺ってから考えてみようと思います。

 

とはいえ、歩き疲れて途中からバスに乗ったりすると、
子供は喜んでしまうだろうし・・・
悩みどころ満載です。

 

 

緊急時園児引取訓練あれこれ

 

 

最後まで重く考えすぎてもいけないので、
視界を広げてみましょう。

 

  • ○○時に緊急事態が発生したので、○○時に自宅を出発してください。

自動車でのお迎えは出来るだけご遠慮ください。

 

 

・・・日常的に自動車の送迎の場合の方は徒歩なのでしょうか

 

 

  • 引取カードと子供を引き換え

 

 

子供の両親が勤務中だったので、
おじいちゃんが引き取り担当となりました。
引取カードを忘れて孫を迎えに行ったおじいちゃん。
『(おじいちゃんに)そっくりだから帰っていいですよ』
緊急時には血筋が試されます。

 

 

  • ちょっと本格的な引取訓練を実施

 

 

現在○○小学校が工事中の為、
今年は保育園内で引取訓練を行います。

しっかり地域の避難場所が子供にも理解できて、
よい訓練だと思います。
ですが、親にとっては保育園内の引取の方が嬉しいんですよね。
避難場所で子供をピックアップしたあと、
保育園に戻って毎日の荷物を取らなくてはいけないのですから。

 

 

  • 家に帰る前でが引取訓練

 

 

たまに早く帰れたからといって、
外食やドーナッツを買って帰宅してはいけませんよ(笑)

帰宅するまでが緊急時園児引取訓練なのですから!

 

 

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