モノクロの美学。絵本というより絵画を見てた。【戦火のなかの子どもたち】
だれもが見たことがある子供の水彩画。
だれもが見たことがある子供の水彩画。
モノクロで一筆一筆の濃淡と、重ねた絵筆の濃淡で奥行が作られ、
子供から大人への成長過程における儚さが描かれています。
既に亡くなって40年経ちますが、
その筆のタッチは今でもなぜか心に訴えてきます。
あきらっきょは実際いわさきちひろさんの絵本を読んだ記憶はありません。
彼女の書いた絵も、カレンダーの挿絵でみて印象に残っているだけです。
そして・・・子供は多分、
保育園1歳児ということもあり、本を借りると先生のところに行くのが楽しくて、
単純に『借りた』だけの本です。
本を1度開いてパラパラめくりましたが、
幼児の好きな原色の赤、青、黄の色がひとつもなく、
まるで薄墨のようなページに怖くなったのか2回目はパラパラしませんでした。
多分、ちょっと早すぎたのだと思います。
もう少し・・・
そうですね、小学校に上がる前になった保育園5歳児クラス頃に読んであげたいと思います。
自分も戦争時の本としてかわいそうなぞうの本を今でも持っています。
1回読んでもわからない。
2回読んでもわからない。
もしかしたら何回読んでも、戦争についてすべてを理解するのは難しいと思います。
戦争は立場によって様々なシーンも感情もあります。
それを成長するごとに何かしら心で感じていけたらよいとあきらっきょは思います。
今回紹介した商品
戦火のなかの子どもたち [ いわさきちひろ ] | ||||
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