足がにょきにょき伸びて、迷路のようになってしまう足にょきにょきの絵本を紹介します。
Contents
この本は食欲旺盛な子に読ませると、少し危険です。
子供は絵本の独特の世界観にとても影響をうけます。
大人としては笑い話で終わる内容なのですが、たとえ笑える本でも、子供にとってはお化けが出てくるように本当に実現してしまう本なんだと思い込んでしまいます。
でも、どんな反応をしてくれるのか楽しくて、ついつい本を読んでしまうのですよね。
子供ってそれが楽しいですし、大人も一緒に楽しめるひとつのコミュニケーションツールですよね。
【あしにょきにょき】(作者:深見春夫)を読みました
保育園の授業で読んでくれた本です。
先生の話し曰く、最近では版はもう少し簡略かされていて、
さらに、絵がかわいいらしいです。
でも、それは先生の私物なので、
保育園の貸し出しにあるのは古い版のものです。
この本は・・・子供の興味を大変そそる本で良い本とも言えますが、
それなりに難点が複数出てきます。
でも、この本は色んな楽しみ方があるので子供の反応をみながら楽しめる本だと自分は思います。
緑のマメを食べなくなる。
今までグリンピースも残さず食べていましたが・・・
駅弁を購入して食べる機会がありまして、
ポテトサラダにグリンピースが混ざっていました。
子『これとって』
あ『?』
今まで食べれていたのに不思議です。
日によって、これ食べる、これ食べたくないの好き嫌いは存在していますが、
大好きなポテトサラダ、トウモロコシも入っていて、なぜ、グリンピースがいらない?
それも、自分で食べるのではなく、ママがお膝で食べさせている甘え状態の時に?
あ『どうしていらないの?食べられていたじゃない』
子『だって、あしにょきにょきになっちゃうから・・・』
あ『・・・』
あしにょきにょきのお話は、そらまめですが、
同じ緑ということで、グリンピースも標的になっていたのです。
後日、先生に話したら・・・
先生『あ・・・そういえば○○ちゃんと○○ちゃんも残していた時があって・・・』
あ『・・・(そのメンバーって、
あしにょきにょき本読むとうちの子供と一緒に大興奮するメンバーじゃなかったっけ・・・)』
先生『口に運ぶと食べたんですよね(汗)』
大好きな本すぎて、色んな意味で洗脳されたようです。
『なんでなんで』がおおい
まず、足が伸びることは理解しているようです。
でも、隣の家の壁を破り、
食事しているダイニングテーブルが蹴飛ばされていることは理解不能のようです。
子『これおさかな?』
あ『そうだね~。このおうちのメインディッシュはお魚さんなんだね』
子『おちてるね』
あ『うん。テーブルから落ちちゃったからもう食べれないね』
林と木がいっぱいは同じか?
お話しのくだりに【林の中を・・・】と、いう文章がありまして。
木が複数本の描かれている見開きページのなかを、
足がにょきにょき町に向かって伸びていくのですが・・・
子『林じゃないでしょ、木でしょ』
あ『そうだね・・・木がいっぱいだね』
木がいっぱいだから林になり、さらに林よりも規模が大きくなると森になる・・・
まだ、漢字の成り立ち説明もできないので、
とりあえず、子供に話しを合わせるようにしました。
迷路だね~
町のなかでも足は伸び続けます。
その様子がまた見開きページででています。
どうやら先生が本を読んでいるときに『迷路みたいだね』と言ったようで、
迷路という単語は覚えたようです。
あ『どこから足は伸びているのかな』
子『えっとね・・・』
指で足をたどるのですが・・・
足の始まりに到達することはまだできません(苦笑)
忘れてました(泣)これが一番困ったこと。
これが一番困ります。
【あしのうら 部分 名前】
①母趾内転筋横頭(ぼしないてんきんよこがしら)
②短母趾屈筋(たんぼしくっきん)
③かかと
④短小趾屈筋(たんしょうしくっきん)
筋肉マニアか?この子供は?
※youtubeに読み聞かせであります。【あしにょきにょき】で検索してみてください。
この記事で紹介したもの
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・新装丁あしにょきにょきにょき [ 深見春夫 ]